「稽古」なので、音楽や照明、衣装はなしなのですが、ラストまで通しで本番のような迫力でした。
おもしろかった!です。
スケッチしてもOKと許可いただいたので、ざっくりスケッチです。
「こんなはずじゃなかった」
北海道のとある田舎町で暮らす、4人の男。
高校時代の同級生だった彼らは、30代を迎え、人生に行き詰まっていた。
高校時代の同級生だった彼らは、30代を迎え、人生に行き詰まっていた。
町長ではあったが逮捕され、富豪の妻からも離婚を言い渡されていた男。
続けていたバンドは芽が出ず、メンバーからは解散を言い渡されていた男。
家業の自転車屋はうまく行かず、家族ともうまく行かない男。
最愛の人を、過去の自分のミスで死なせてしまった男。
4人はあやしげな神父と出会い、過去へ戻ることができる井戸の話をきく。
「俺だって投げ出したいよ、こんな人生」
「だったら投げ出せばいいじゃないですか
考えたことはないですか。
あのときああしておけばよかった。
人生は何度でもやり直すことができます。」
4人は10年前の過去へ戻り、それぞれの人生のきっかけを修正し、現代へ戻ってくる。
しかし、ひとつを変えてしまえば他も少しずつ掛け違うように、
未来は、思い描いていたものとなるとは限らない。
「本当にこれでよかったのかな」
「やばいよ、人生をミスった」
「一度だけ」と言い渡していた神父の言葉をきかずに、
再度井戸へと潜り、2度目の過去の修正を試みる。
「今回はうまくいっている」一人を残し、3人だけで。
「満足のいく人生を生きるために」
この作品は、10年前の作品の再演になります。
ジェットコースタータイプのストーリーで、登場人物は30名!となるお芝居です。
それぞれの小さな人生は、決して小さいわけではない、ということを感じる話と思います。
役者さん達も、みんな個性派揃いでおもしろかったです!(本番にさらに期待!)
その中で、エレキさんだけが2回目の出演です。
前回はいじめられっこ役、今回はいじめっこ役。
おもしろそう!と思った方は、ぜひ公演でご覧ください。
お芝居が好きな人にも、見たことがない人にもオススメです。
弦巻楽団「ラブレス」
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